力覚フィードバック機能を備えた遠隔作業装置「三軸トング」を開発

2019年2月18日
アスラテック株式会社
株式会社浜野製作所

力覚フィードバック機能を備えた
遠隔作業装置「三軸トング」を開発

~数量限定で先行リファレンスモデルを販売予定~

アスラテック株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:酒谷 正人、チーフロボットクリエイター:吉崎 航、以下「アスラテック」)と株式会社浜野製作所(本社:東京都墨田区、代表取締役CEO:浜野慶一、以下「浜野製作所」)は、遠隔作業装置「三軸トング」を共同開発しました。

今回共同開発した三軸トングは、「トングの延長」というコンセプトの下で開発したロボットアームシステムです。力覚をフィードバックすることができるマスタースレーブシステム(バイラテラル)により、手の届かない場所での多彩な作業が可能になります。モーターのトルクに対して構造自体の耐久性が高いことが特長です。一般的にロボット開発では、外からかかる衝撃を考慮して剛性やモーターを選定する必要がありますが、三軸トングは安価で弱いモーターを採用しながらも、独自のトルクリミット装置により外部からの衝撃を逃がしながら作業を続けることができます。

三軸トングの開発において、浜野製作所は主にハードウエアの機構設計・開発を、アスラテックは主に製品企画やソフトウエアの開発などを担当しています。浜野製作所は試作開発や量産化サポートに定評があり、株式会社チャレナジーのマグナス式垂直軸型発電機の技術提案と試験機の製作、WHILL株式会社のパーソナルモビリティへの製造技術のコンサルティングや試作品の製作などの実績があります。このようなものづくりのノウハウが、三軸トング独自の機構設計や軽量化、低コスト化などに生かされています。アスラテックは、さまざまなロボットに採用されている制御システム「V-Sido」(ブシドー)を開発しており、三軸トングにもV-Sidoを採用しています。また、三軸トングの外装デザインは、オチュア株式会社が手掛けています。

三軸トングは、2019年2月19~22日に東京ビッグサイトで開催される、ホスピタリティとフードサービスの商談専門展示会「HCJ2019」のRobiZyブース(ブース番号:7-D27)で展示されます。また、数量限定の先行リファレンスモデルを、198,000円(税別・予価)で2019年中にアスラテックより販売する予定です。

■「三軸トング」の製品情報ウェブサイト
https://www.asratec.co.jp/products/3-axis-tongs/

■「三軸トング」の先行リファレンスモデル販売に関する問い合わせ先
アスラテック株式会社 三軸トング販売担当/info01@asratec.co.jp

■「三軸トング」外観

■「三軸トング」の主なスペック

構造 垂直多関節型・3自由度(ハンド部含まず)
最長リーチ 約800mm
把持重量 約100g
制御ソフトウェア V-Sido
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本件に関する報道関係からの問い合わせ先

アスラテック株式会社
メール: お問い合わせアドレス

株式会社浜野製作所
問い合わせウェブサイト:https://www.hamano-products.co.jp/contact/

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