川崎重工業が開発中の四脚ロボット「RHP Bex」にロボット制御システム「V-Sido」で技術協力

2022年3月9日
アスラテック株式会社

川崎重工業が開発中の四脚ロボット「RHP Bex」に
ロボット制御システム「V-Sido」で技術協力

~3月9日から開催される「2022国際ロボット展」で初公開~

アスラテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:酒谷 正人、チーフロボットクリエイター:吉崎 航、以下「アスラテック」)は、川崎重工業株式会社(以下「川崎重工業」)が開発中の四脚歩行ロボット「RHP Bex(アールエッチピー・ベックス)」に、ロボット制御システム「V-Sido(ブシドー)」を用いた歩行動作生成技術で協力しています。

「RHP Bex」は、100kgという高い積載能力を特徴とし、人が乗って操縦することも可能な四脚ロボットです。歩行モードと車輪移動モードの2つの形態を使い分けることで、さまざまなシーンでの移動を可能とします。

このロボットの歩行動作の生成に、V-Sidoを採用していただきました。V-Sidoは、人からの指示(搭乗者によるハンドル操作もしくはジョイスティックなどを使った遠隔操作)と、ロボットに搭載されたジャイロなどのセンサー情報を基に、ロボットの歩行動作を生成します。また、歩行動作生成の応用で、屈伸などの全身動作も生成しています。

「RHP Bex」は、2022年3月9日(水)から東京ビッグサイトで開催されるロボット専門展示会「2022国際ロボット展」の川崎重工業のブース(東5ホール、ブース番号:E5-30)で、初めて公開されます。「RHP Bex」のブース展示ではアスラテックも協力し、実際に人が乗ってロボットを操縦するデモンストレーションが実施される予定です。

今後もアスラテックは、さまざまなジャンルのさまざまな企業にV-Sidoを提供し、その普及に努めていきます。

●「2022国際ロボット展」(リアル会場)概要
会期:2022年3月9日(水)~12日(土)
会場:東京ビッグサイト
入場料:1,000円(入場登録者、中学生以下は無料)
主催:一般社団法人 日本ロボット工業会、日刊工業新聞社
URL:https://biz.nikkan.co.jp/eve/irex/

●「RHP Bex」の外観

<歩行モード>

<車輪走行モード>

●「V-Sido」について
V-Sidoは、アスラテックが提供するロボット制御システムで、リアルタイムにロボットを動かすことができ、急な衝撃を受けたときや不安定な足場でも倒れにくい安定性を備えています。形状や大きさ、アクチュエーターの種類などを問わず、さまざまなロボットに適用できるほか、いろいろなデバイス(インターフェース)からロボットを動かすことができるなど、汎用性の高さも特長です。
https://www.asratec.co.jp/products/v-sido-os/

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