ロボット開発パートナーシップ制度を開始

2024年7月5日
アスラテック株式会社

ロボット開発パートナーシップ制度を開始

~第一弾として株式会社ロボティズとパートナーシップを締結~

アスラテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:酒谷 正人、チーフロボットクリエイター:吉崎 航、以下「アスラテック」)は、V-Sidoによるロボット開発を加速するためのロボット開発パートナーシップ制度を開始します。

本制度はアスラテックと関係企業様がより深い協力関係を結ぶことで、開発における技術情報の 相互共有や安定的な部品供給などを実現し、一台でも多くのロボットをいち早く世の中に提供するための取り組みです。第一弾として株式会社ロボティズ(日本支店:東京都千代田区、代表者:日本支店長 三澤正弥、以下「ロボティズ」)とパートナーシップを締結します。

ロボティズは、1999年に韓国で設立したROBOTIS社の日本支店として、ロボット用アクチュエーターの国内販売を手掛ける企業です。ROBOTIS社が製造・販売している「DYNAMIXEL」シリーズは、世界各国の大学や研究機関などでロボット開発に使われており、ロボット用アクチュエーターのデファクトスタンダードとなっています。

アスラテックは過去にも、ロボティズの協力のもと、「Dynamixelサーボ」「ROBOTIS OP2」、「OpenMANIPULATOR-X」などのV-Sido対応を行ってきました。また、2022年に実施された超時空要塞マクロス展のメイン展示ではDYNAMIXELを使用したロボットをV-Sidoで制御することによりアクチュエーターの損耗率・故障率を低減し、展示期間の約4か月間、部品交換を行うことなく運用することに成功しています。

アスラテックはこれまで、他社の設計するロボットをロボット制御システム「V-Sido」により制御するソフトウェア会社というスタンスで、数多くのロボットプロジェクトに携わってきました。しかし近年、バルーンロボットをはじめ、当社でロボットの設計・製造を行う事例が増えています。これには昨今の人型ロボット開発熱の高まりが影響しており、同時に弊社バイラテラル制御などの技術に注目が集まっています。そして、これらの需要増加に対応するためには、サーボなどの部品確保が急務となっています。このような経緯のもと、アスラテックはこの度、ロボット開発パートナーシップ制度を開始するに至りました。

本パートナーシップによって、アスラテックはロボティズとの協力関係を深め、to B向け新規製品開発を加速させてまいります。また、これを皮切りに、さまざまなサーボモータメーカー様や、さまざまなロボット関連部品メーカー様とも繋がりを広げていく予定です。

■「V-Sido」について

V-Sidoは、アスラテックが提供するロボット制御システムで、リアルタイムにロボットを動かすことができ、急な衝撃を受けたときや不安定な足場でも倒れにくい安定性を備えています。形状や大きさ、アクチュエーターの種類などを問わず、さまざまなロボットに適用できるほか、いろいろなデバイス(インターフェース)からロボットを動かすことができるなど、汎用性の高さも特長です。
https://www.asratec.co.jp/products/v-sido-os/

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