運搬台車「運ん太郎」の遠隔操縦対応にロボット技術で協力

2020年2月3日
アスラテック株式会社

運搬台車「運ん太郎」の遠隔操縦対応に
ロボット技術で協力

~「ヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジ2020」でプロトタイプを公開~

アスラテック株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:酒谷正人、チーフロボットクリエイタ ー:吉崎 航、以下「アスラテック」)は、前田建設工業株式会社による運搬台車「運ん太郎 LD09」(以下、「運ん太郎」)の遠隔操縦ユニットのプロトタイプ開発に、ロボット技術で協力しました。

通常の「運ん太郎」は後ろに人が立って操縦レバーで運転する仕組みですが、操縦レバーを遠隔で操作するユニット(プロトタイプ)を新たに開発することで遠隔操縦を実現しています。この遠隔操縦ユニットは後付けで設置できるため、「運ん太郎」の本体を改造することなく、遠隔操縦に対応させることが可能です。遠隔操縦は片手操作用と両手操作用の2種類の無線リモコンのいずれかで行い、遠隔操縦ユニットの制御にはアスラテックのロボット制御システム「V-Sido(ブシドー)」が使われています。このプロトタイプ開発は株式会社前田製作所、株式会社カナモトも参画した4社共同で行われ、「運ん太郎」の遠隔操縦に向けた検証を行いました。

プロトタイプの遠隔操縦ユニットを搭載した「運ん太郎」は、2020年2月7~8日に神奈川県横須賀市で開催されるイベント「ヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジ2020」で、一般向けに初めて公開されます。展示ブースでは、来場者の方が「運ん太郎」の遠隔操縦を実際に体験し、操作性などを確かめていただくことが可能です。

アスラテックは、今後もロボット技術を活用して、さまざまな機械や装置の遠隔操作機能を提供していきます。

写真■遠隔操縦ユニット(プロトタイプ)を搭載した「運ん太郎」

写真■「運ん太郎」の遠隔操縦での利用シーン

写真■「運ん太郎」の遠隔操縦リモコン(片手操作用)

■「運ん太郎 LD09」について
「運ん太郎 LD09」は株式会社前田製作所が開発・販売する、重量物などの荷物を運搬できる小型の台車です。無限軌道による油圧走行に対応しており、トラックが入れない狭所、不整地や軟弱地といった路面状況でも使用できるという特長を備えています。

写真■前田製作所の「運ん太郎」

■「ヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジ2020」の開催概要
【名称】ヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジ2020
【日時】2020年2月7日(金)12:00~17:00(ビジネスデー)、2020年2月8日(土)10:00~16:00(エンジョイデー)
【場所】横須賀リサーチパーク(神奈川県横須賀市光の丘3-4)
【主催】ヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジ推進協議会
【公式サイト】https://www.sukamobi.com/

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