地雷除去ロボット「DMR-5」に ロボット制御システム「V-Sido」で技術協力

地雷除去ロボット「DMR-5」に
ロボット制御システム「V-Sido」で技術協力

～作業員の安全性確保に有効な遠隔操作システムを提供～

アスラテック株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：酒谷 正人、チーフロボットクリエイター：吉崎 航、以下「アスラテック」）は、IOS株式会社の地雷除去ロボット「DMR-5」の開発について、ロボット制御システム「V-Sido（ブシドー）」による技術協力を行いました。

「DMR-5」は本体から延びた作業用アームの先端にあるノズルから圧縮された空気を噴射することで、人の手を介さずに地面を掘り進め、地中の地雷を露出させることができるロボットです。遠隔制御機能およびカメラによる映像出力機能を備えています。作業員は、ロボットからの映像を確認しながら遠隔でロボットを操作できるため、地雷から安全な距離を保ち、掘削作業を行うことができます。

アスラテックは、ロボットの遠隔操作システム、バルブの制御など、「DMR-5」の制御プログラム開発で「V-Sido」による技術協力を行いました。

今後アスラテックは、分野を問わずさまざまなシーンに「V-Sido」を提供し、その普及に努めていきます。

写真  ■「DMR-5」の外観

■「DMR 5」について

IOS株式会社は、地雷・不発弾の撤去を進めるカンボジアの政府機関である「カンボジア地雷対策センター」（CMAC）と連携して、5年にわたり地雷除去ロボットの開発を進めており、「DMR-5」はプロトタイプの5号機となります。2022年11月には、カンボジアで「DMR-5」による実際の地雷原での地雷除去作業が開始されています。

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アスラテック株式会社
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