Case 3 農業用IoTソリューションにおける遠隔潅水システムの技術協力

農業用IoTソリューションにおける遠隔潅水システムの開発で、当社はAsratec Cloud Robot System(CRS)による技術協力を行いました。

遠隔灌水システムは、苗の育成における灌水作業を遠隔で行えるようにするものです。インターネット経由で遠隔地からバルブの操作を行うシステムの開発にCRSを活用しています。

この遠隔灌水システムは、ソフトバンク株式会社様(現:グリーン株式会社様)が行う潅水サービス実証実験において開発されたものです。2022年3月から横浜農場試験場で運用され、その後、2023年3月からは新居浜市のスマート農場推進事業おいて運用されています。

将来的に、収集した育成データを農業AIと連携し、灌水操作の自動化などのサービス展開を実施するにあたり、アスラテックとしては、遠隔化の技術に加えて、ハード開発や各種データ収集など様々な領域で協力ができるよう検討をしていきます。

潅水の様子(ソフトバンク株式会社様提供)​

新居浜市向けコントロールボックス

横浜試験農場向け設置機器

スマートフォンの操作画面

操作画面イメージ