5G × LAB OSAKA展示向けロボット遠隔操作システム

5G X LAB OSAKA 様
5G×LAB-OSAKA

2021年3月26日から「5G X LAB OSAKA(ファイブジー・クロス・ラボ・オオサカ)」で展示されていた5Gを用いて遠隔操作が可能な協働ロボット(2022年3月展示終了)に、当社のロボット遠隔管理・操作システム(現Asratec Cloud Robot System(CRS))をご利用いただきました。

専用のグリッパーを接続したUniversal Robots社の協働ロボット「UR5e」を、5G経由で遠隔操作することが可能です。

ロボットと離れた場所にいるオペレーターは、Webブラウザで専用のクラウドシステムにアクセスし、Webアプリケーションを使ってロボットを操作できます。さらに、Webアプリケーションに表示された手元用カメラと俯瞰用カメラの2つの映像を確認しながら、ジョイスティックでロボットを動かすことが可能です。

Webアプリケーションでは、ロボットの操作だけでなく、ロボットの各種情報の取得も可能です。

オペレーターとロボットとの通信は、5Gを介したピア・ツー・ピアで行われるため、超高速で超低遅延な遠隔操縦、表示画像の高画質化などのメリットがあります。

「5G X LAB OSAKA」の協働ロボット遠隔制御システム

協働ロボット遠隔制御システムのオペレーター環境

※「5G X LAB OSAKA」は、ソフトバンク株式会社、大阪市およびAIDOR共同体(構成:公益財団法人大阪産業局、一般社団法人i-RooBO Network Forum)の3者が官民連携で運営している施設です。ソフト産業プラザTEQS(大阪市住之江区)に開設され、5G(第5世代移動通信システム)関連ビジネスの共創を目的としています。

関連リンク

CRS接続ロボット名(メーカー名)

UR5e(Universal Robots)

Category
アームロボット