クラウド型のロボット制御プラットフォーム「Asratec Cloud Robot System(CRS)」

Asrtatec Cloud Robot System(CRS)は、さまざまなロボットの操作や動作状況の管理をクラウド経由で行えるようにするプラットフォームです。CRSの提供を通して、多くの現場でロボットが活用される状態を提供することで、ロボットと人が共存する社会を実現させます。

お使いのロボットにCRSを組み合わせて、現場に合わせた最適な運用実現をサポートします。

想定ユースケース

世の中で利用されている各種ロボットの機能は、日進月歩で発展しています。しかし、ユーザーニーズはさまざまで、ロボットの機能を最大限に生かし切れていないケースや、ロボットの既存の機能だけでは使いづらいなどの声も発生しているのが現状です。

このような場合にCRSをご活用いただくことで、ユーザーが望んでいる新しいロボットの使い方を可能にします。

危険な場所でロボットの操作をしている

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カメラやセンサーを搭載して、インターネット越しに遠隔地からロボットをリアルタイム操作!

メーカーが異なる複数ロボットを、それぞれ別の画面で管理しており作業が煩雑になっている

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メーカーの異なる複数のロボットを1つのWEB画面で管理!

ロボット操作が難しく、習熟するために時間がかかる

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インターネット越しにご希望のデバイスで簡単に、直感的な遠隔操作を可能に! ※スマホ・ゲームコントローラー・など

業務分析のために、ロボットのデータを収集したい

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蓄積したデータを活用した高度な分析による改善サポート!

CRS接続方法

CRS

特徴

Asratec Cloud Robot System技術の3つの特徴

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特徴1

リアルタイム遠隔操作

インターネット経由で任意の入力デバイスから、映像や音声を確認しながらロボットのリアルタイム遠隔操作が可能(5G通信にも対応)

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特徴2

データの取得・蓄積

ロボットや各種センサーのデータを取得、一定サイクルでAsratec Cloud Robot Systemにアップロード

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特徴3

複数台のロボットの
一括管理

複数オペレータ 対 複数ロボットの構成も可能

導入までの流れ

お問い合わせ後のステップは下記のようになります。

CRSご提供コースについて

CRSご提供コースは4種類あります。お客様のご利用目的をヒアリングさせていただき、最適なコースをご提案いたします。

No. コース名 リアルタイムな映像配信 遠隔ロボットのステータス管理 遠隔ロボットの操作 使用する通信方式 備考
WebRTC MQTT
1 「遠隔管理」コース 例)操作ニーズがないもの、等
2 「遠隔操作」コース 例)アームや移動ロボットをカメラを見ながら操作する、等
3 「遠隔操作」コース
(ライト)

(非リアルタイム)

1回のデータやり取りで1秒以上の遅延を許容できる場合
4 「遠隔管理」コース
(ライト)
ロボットのデータ収集

※上記に当てはまらない場合は個別にご相談承ります。

CRSへの接続実績のあるロボット一例

現時点で接続実績のあるロボット一例は下表となります。ご参考ください。

更新年月:2025年2月

カテゴリ ロボット名(メーカー名)
アームロボット
  • UR3e/UR5e/UR10e(Universal Robots)
  • SCR5(SIASUN)
移動ロボット
  • EffiBOT(Effidence)
  • サウザーEシリーズ(株式会社Doog)
  • TURTLEBOT3 Burger(ROBOTIS)
  • RICE(Rice Robotics)
農業IoTソリューション
  • 遠隔潅水システム

※上記に当てはまらない場合は個別にご相談承ります。

お問い合わせ

クラウド型のロボット制御プラットフォーム「Asratec Cloud Robot System(CRS)」について、具体的な内容・料金・対応ロボットなどにつきましては、アスラテックまでお問い合わせください。

V-Sido WebConnectについて

アスラテックが過去に提供していた遠隔ロボットコントローラ「V-Sido WebConnect」は、CRSに統合されました。

V-Sido WebConnectを使ったソリューションは、CRSでご利用いただけます。

V-Sido WebConnectを使ったソリューション事例一覧

V-Sido WebConnectを使ったソリューションとしてプレスリリースなどに掲載した過去の事例(~2023年3月)を、以下にまとめています。