ロボットにかかる力をユーザーが体感できるロボット操作システム「V-Sido Bilateral 」

●「V-Sido Bilateral」構成図

V-Sido Bilateralの構成イメージ

マニュピュレーター(ロボット)1台と同一形状のコントローラー1台の2台で構成されるロボットシステムです。コントローラーの動きをマニュピュレーター(ロボット)に同期させる、いわゆるマスタースレーブをベースにしつつ、コントローラーに力覚をフィードバックすることで双方向の姿勢同期を行います。

アスラテック独自のロボット制御システム「V-Sido(ブシドー)」をベースに、バイラテラルの機能に特化したソフトウエアとして開発されました。

※ マスタースレーブ……ロボットの遠隔操作手法のひとつで、ユーザーが手元にあるマスターロボットを操作して、その動きと同期して遠隔にあるスレーブロボットが動作する仕組みのこと。近年はリーダフォロワなどの用語が推奨されている。

主な特長

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コントローラーへの力覚をフィードバック

操縦者はロボットにかかる外からの衝撃や物体を把持することで、より直感的にロボットを動かすことができるほか、自然にロボットへかかる負担が小さくなる動作を作ることができます。

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対象物への繊細なアプローチが可能

ロボットおよびコントローラーへの力覚フィードバック設定を調整することで、作業内容や用途に応じたロボット操作を実現できます。たとえば破損の可能性がある対象物を把持する際、ロボット側にトルクリミットをかけ破損を防ぎながら、コントローラーへの力覚をフィードバックさせることで、対象物への繊細なアプローチが可能になります。

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幅広いアクチュエーターに対応

ロボットの形状や大きさ、用途を問わず、さまざまなロボットに適用することが可能です。また、アクチュエーターを変更した場合でも、同じソフトウエアを利用可能なため、効率的にロボットを開発できます。

事例紹介

脚を組むなどの表現が豊かになったアライさんロボットがイベントでファンと交流

ヨーヨーをプレイできるロボットを実現

オリィ研究所の分身ロボット「OriHime-D X01」が「分身ロボットカフェ」で受付業務

VTuber「シマハイイロギツネ」の「シマハイロボ」がリアルごあいさつ会でファンと握手

お問い合わせ

ロボットにかかる力をユーザーが体感できる ロボット操作システム「V-Sido Birateral 」の詳細につきましては、アスラテックまでお問い合わせください。

V-Sido Bilateral関連プロダクト

三軸トング

マジックハンドや高枝切りばさみのように、トングを使って少し離れたところに向けて作業できる道具を提供します。